いわゆる「マインドコントロール」とはどういう意味でしょうか?
「マインドコントロール」というのは、具体的にはどういう事柄を指すのでしょうか。現在までに、研究者による明確な定義づけはなされていないので、はっきりと「これこれこうです」と言い切ることが出来ないのは大変残念ですが、よく出される例についていくつか解説を試みたいと思います。
まず、前提として、私はマインドコントロールについて「人間が誰でも持ち合わせている心理に働きかけ、目的とする行動ないしは結論へと誘導する行為」のことであると考えています。よって、「マインドコントロール=危険なものである」という認識はしていません。
さて、「マインドコントロール」といって一番最初に思い浮かべるのが新興宗教などの宗教カルトや自己啓発セミナー、商業カルトといった「破壊的カルト集団」が勧誘の一環として行うものであると思います。破壊的カルト集団が行うマインドコントロールは、ターゲットとなる人に対して、まずは「少し時間をいただけますか?すぐ済みますので」「ちょっと占わせてもらっていいですか?」などといった「Yes」といいやすいようなハードルの低い質問を投げかけ、これに応じたら次は少しハードルをあげて、と、徐々にハードルを高くし、最終的には何の抵抗もなく呼び出しに応じるようにしむけていきます。また、いわゆる「褒め殺し」を行うことによってターゲットに生じる「こんなに良くしてもらったんだから、お返しをしなきゃ」という心理に付け入ったり、「あなたは選ばれた人。今救済を得なければ」などといった対象や期間を区切って希少性を煽ってみたりします。これらは全て入信させるためのテクニック。そこで、いったん入会に至れば「脱会すると本人だけでなく、親兄弟や子々孫々まで不幸になる」と言われ、脱会者がいかに不幸な人生を歩んでいるか滔々と語り、恐怖心を植えつけ、簡単には脱会できないようにがんじがらめに絡めとっていくのです。
また、とある国では「思想統制が行われている!」「報道規制によって国民をマインドコントロールしている!」などと声高に叫ばれたりもしています。言われていることが全て本当であるならば、国家に批判的な情報を全てシャットアウトして、国民全てが平等に国家に対して検証を行うことを妨げていることになり、破壊的カルト集団が行っている情報操作に他なりません。しかしながら、叫ばれている情報が全て本当であるかどうか判断するためには、もっと様々な観点からの情報を集める必要があります。声高に言われているからといって飛びつくこともまた、マインドコントロールの罠かもしれませんのでご注意ください・・・。
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【ストレス!さようなら】
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